ニュース 2022年8月17日
【中央最低賃金審議会】2022年度の最低賃金について、現在より31円引き上げることを正式決定
中央最低賃金審議会は8月1日、2022年度の最低賃金について、現在より31円引き上げることを正式決定しました。
全国平均で時給961円が目安額となります。急激な仕入れ額上昇や生活必需品の値上げを背景に協議は難航し、決着が8月にもつれ込む異例の展開となりました。最低賃金の伸び率は3.3%、昨年度に続き過去最大の上げ幅となります。
最低賃金制度とは?
最低賃金制度とは、すべての労働者に適用される最低限の賃金を保証する制度で、金額は毎年見直されます。
まず7月に、労使代表・公益代表とする学者らで構成される厚生労働省の諮問機関・中央最低賃金審議会において協議され、経済状況に応じて都道府県をA~Dの4つのランクに分類し目安額を提示します。その後、8月中に各都道府県の地方審議会で実額が決定し、10月から順次適用となります。
下回った企業には法に基づき罰金が科されるため、経営者や経理担当者は、現行の雇用契約や求人情報の給与額に関して確認を行っておきましょう。
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