トレンド 2021年5月3日
【帝国データバンク】2020年度(2020年4月~2021年3月)の飲食店事業者の倒産動向調査の結果
『飲食店倒産件数、2年連続の700件超え』
2020年度の飲食店事業者の倒産は715件だった。2000年以降で700件を超えたのは2011年度(732件)、2017年度(701件)、2019年度(784件)で、2020年度は過去3番目の高水準となる。
月別で見ると、最多は6月の90件。次いで、7月(80件)、4月(75件)、3月(74件)と続く。一方、最少は5月の18件で、1回目の緊急事態宣言が影響し、裁判所や弁護士事務所の業務が縮小したことが原因であると考えられる。また、感染拡大第3波発生の12月以降は、営業時間短縮要請に伴う協力金の効果などもあり、前年度を大幅に下回った。特に2月は28件(前年同月比56.3%)で、前年度の半数以下だった。
今回の結果からも、新型コロナウイルス感染拡大によって飲食店がかつてないほどの打撃を受けていることがわかります。特に夜間の営業がメインの「酒場・ビヤホール」の倒産は、2000年以降で最多となっており、時短営業が経営に大きな影響を与えていることは明らかです。
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