「緊急事態宣言」「まん延防止等重点措置」延長

政府は5月28日、東京・大阪など9都道府県に発令中の「緊急事態宣言」および、埼玉・千葉など5県に適用している「まん延防止等重点措置」を6月20日まで延長すると決定しました。

群馬、石川、熊本の3県に適用されているまん延防止措置は期限通り6月13日の解除を目指します。

6月1日以降の緊急事態宣言ならびにまん延防止措置の実施区域は、以下の通りです。

◇ 緊急事態宣言の対象地域

• 東京都・京都府・大阪府・兵庫県・愛知県・福岡県・北海道・岡山県・広島県・沖縄県（6月20日まで）

◇ まん延防止等重点措置の対象地域

• 埼玉県・千葉県・神奈川県・岐阜県・三重県（6月20日まで）
• 群馬県・石川県・熊本県（6月13日まで）

東京都・愛知県・京都府・大阪府・兵庫県・岡山県・広島県・福岡県の8都府県では全域で、北海道では札幌市や旭川市など10市町村で、酒類を提供する飲食店への休業要請と、それ以外の飲食店への午後8時までの営業時間短縮要請を継続します。

尚、長引く緊急事態措置・まん延防止措置の影響を受ける事業者への支援策について、事業主が労働者に支払う休業手当などの一部を支援する「雇用調整助成金」の特例措置は7月も継続。また、日本政策金融公庫などの無利子・無担保融資については年末まで延長されます。