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お客様の心をつかむ!年間イベントに合わせた計画の立て方


飲食店の経営で集客は欠かすことができません。美味しい料理も、素晴らしいサービスも、来店してもらわなければ売り上げには繋がりません。様々な集客方法から、どの方法を選び、限りある予算をどのように使っていくか。それらを決めるのが売上アップの要です。

今回は、飲食店における年間のイベントに合わせた販売促進計画について解説していきます。

イベントや季節による販売促進計画について

販促計画とは、売上を上げるために、どのような手法に取り組んでいくか決めるものです。

そして販売促進には2種類あります。平常時に継続するものと単発(オープンや季節のイベント)で仕掛ける集客です。目標売上を達成するために、どのような集客手法を活用すべきか、年間を通して計画をたてましょう。
 

■ 年間イベント例
  • 1月:イベント(正月、成人式)
  • 2月:イベント(バレンタインデー、花粉症、受験)
  • 3月:イベント(ひなまつり、ホワイトデー、卒業式、送別会)
  • 4月:イベント(お花見、入学、歓迎会、新生活スタート)
  • 5月:イベント(子どもの日、ゴールデンウィーク、母の日)
  • 6月:イベント(父の日、梅雨、ブライダル)
  • 7月:イベント(七夕、土用の丑、夏のボーナス)
  • 8月:イベント(お盆、夏祭り、夏休み)
  • 9月:イベント(敬老の日、十五夜、お彼岸)
  • 10月:イベント(ハロウィーン、運動会)
  • 11月:イベント(七五三、ボジョレヌーボー)
  • 12月:イベント(クリスマス、大晦日、お節、冬のボーナス)

飲食店で大きな括りでいくと、5月から9月頃までは「ビアガーデン・ビール宴会需要」が増加し、11月~2月頃までは「鍋需要」が増加するなど季節により、食材やメニュー、飲み物のトレンドがあります。

取り組むイベントはあらかじめ決めておき、事前に準備を進めておきましょう。イベント近くになって慌てて準備しても、中途半端な施策になったり、販促施策そのものが間に合わず商機を逃してしまうこともあります。計画的に集客できるよう、 年間を通して企画しておきましょう。

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販売促進費用の目安とは?

一般的に飲食店の販売促進費用の目安は3~5%になります。例えば、売上が200万円のお店であれば、販売促進費用は6万円~10万円が目安になります。

但し、毎月同じ販促コストを準備すればいいかどうかは、一考の価値ありです。均等に割った 1ヶ月分の金額では、取り組める集客方法が限られるからです。例えば、グルメサイトでは、掲載期間分を前払いで求められることがあります。その際にはまとまった金額の支払いが必要です。一方で、重点的に販促を行うべきシーズンイベントがあるかもしれません。年間通した販促計画から費用を考えておき、予算内で最大限の効果を発揮できるようにしましょう。

どんな種類の販売促進活動をしたらよいのか?

飲食店の販売促進は、ホームページ、テレビ・ラジオ、プレスリリース、新聞広告、折り込みチラシ、手配りチラシ(ハンディング)、FAXDM、DM、Facebook、Twitter、Instagram、Line@、YouTube、グルメサイトなど多岐にわたります。まず前提として、すべての飲食店に共通して効果的な集客方法はありません。業態や立地によって異なってきます。ではどうしたらよいのでしょうか?

まず無料で出来るSNSの投稿はマストで行い、その他は「低予算」でさまざまな集客方法に取り組み、費用対効果の悪い手法をやめていき、もっとも効率のよい集客方法を実践するといった効果検証をきっちり行い、最適な手法を選んでいけば必ず効果はあがっていきます。とはいえ、ムダな支出はなるべく抑えたい所です。

飲食店において販売促進をする目的は一般的に「売上げの増加」です。そして売り上げを増加する為には、基本的に「新規客を増やす」か「リピート客を増やす」かです。それぞれに対して有効的な販売促進方法を選ぶのがまずは得策です。

例えば

  • 「新規客を増やす」⇒チラシやグルメサイトへの掲載など
  • 「リピート客を増やす」⇒お礼状やポイントカードなど

目的によって、選ぶべき販売促進手法は異なってきます。販売促進手法を決める第1歩として、目的とその内訳を明確にすることです。目的に合った集客手法を選ぶようにしましょう。そして他社(競合など)で行っている販売促進方法を真似てみるのも考えに一つです。競合については、同じ業態だけではなく、顧客属性が同じお店も真似をするターゲットにしましょう。

まとめ


上記でも記載しましたが、実施した集客方法は必ず効果検証をしましょう。開業当初はどのような手法・どのようなサイトが自店に適しているか分からなくて当たり前です。少額でまずテストし、結果を分析、比較検討を繰り返し、より効率の良い手法を見つけることをオススメします。

検証は、グルメサイトやSNS等は分かりやすいですが、リアルなもの(チラシや看板など)は検証しづらいですが、その解決策としてアンケートがあります。来店者にアンケートを行うことにより検証することが可能になります。そして販売促進計画は毎年立て、また見直しましょう。実施した販売促進は効果検証まで行い、翌年の計画に活かすことが大事になってきます。

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株式会社ベクターホールディングス
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