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飲食店の集客力アップの手法をご紹介


飲食店の集客手法について、お悩みの方や現在実施している集客方法だけでは効果が薄いと感じている方へ、34の手法をお知らせしますので、皆様の業態・事業にあった宣伝や販促方法を見つけてください。

飲食店の集客力アップの手法

アナログ手法

  • 【店舗外】①店舗前の看板 ②のぼり ③ターボリン
  • 【店舗内】④店内POP ⑤店内ボード ⑥メニューブック ⑦ノベルティ
  • 【郵便・紙媒体】⑧DM(ダイレクトメール)⑨ポスティング ⑩チラシ(フライヤー)配布 ⑪新聞折込 ⑫行政機関広報誌の広告 ⑬フリーペーパー ⑭新聞・雑誌媒体
  • 【人的営業】⑮挨拶回り ⑯ノベルティ配布
  • 【送付】⑰挨拶状 ⑱年賀状・クリスマスカード
  • 【販促カード】⑲ショップカード・ポイントカード

【店舗外】

自分の店舗から離れた場所での広告手法です。来てほしい人が多く集まる場所や、多くの人の目につきやすい場所などに設置することで効果があります。

①店舗前の看板
知らない人から見て何のお店か直感で分かることがポイントです。店舗前を自動車で移動する人が多い場合には自動車から見えやすい場所かどうかも考慮しましょう。

②のぼり
ただ単にお店の名前やロゴだけをいれているのぼりでは効果がありません。お店のこだわりやコンセプトも一緒に掲載して、見ただけて「どういうお店なのか」分かっていただけるようにしましょう。

③ターボリン
ターボリンとは、垂れ幕や横断幕の一種で、野外での長時間使用を想定し、防炎素材に防水加工などが施された複合のシートです。写真がきれいに印刷できるので、メニュー写真や店内写真などで入店を促す効果があります。

【店舗内】

飲食店でよく使われますが、店舗や会社のイメージを左右する宣伝方法になります。

④店内POP
看板だと手軽に貼りかえることが出来ませんが、店内POPは手軽に貼りかえることが出来ます。キャンペーンや売り出したい商品(季節による)に使ったり、バイト募集で使うのも効果があります。

⑤店内ボード 
手書きのメッセージを書くことで親近感がわきます。

⑥メニューブック 
メニューはお店に入ったお客様が必ず見る所です。お客様が何を注文するのかを決める重要な役目を果たします。一番気をつかわなければいけないところと言えます。メニューの見せ方、構成の違いで売り上げが左右していきます。料理をより魅力的に見せる、売り上げに直結するメニューブックを作成しましょう。

⑦ノベルティ
お店の存在を思い起こしてもらうために効果的なのがノベルティの配布です。飲食店のノベルティといえば、かつては店名の入った100円ライターが主流でした。しかし喫煙者が減ったこともありノベルティも多様化しています。エコバッグやマグカップ、スマホグッズ、ステーショナリーなどをノベルティとする飲食店も増えています。どんなノベルティにするかはお客様の年代や性別によっても違ってきますが、コストを重視しすぎてお店のイメージを損なうことがないように注意しましょう。

【郵便・紙媒体】

販売地域や顧客のターゲット層がはっきりとしている場合に効果が発揮しやすい宣伝手法になります。大勢の人にアプローチすることが出来ますが、一般的に多くの費用がかかります。

⑧DM(ダイレクトメール)
住所の分かる顧客に直接案内できる手法です。また企業やお店に直接情報を送るFAX DMという方法もあります。DMには業種を絞り、配送(配信)を代行してくれる業者もいます。

⑨ポスティング
ポスティングとは、住宅やマンションなどの郵便受けにチラシを入れていくことです。ポスティングは新規客集客の基本中の基本です。商圏は5kmが商圏といわれていますが、この5kmの商圏を攻略するのに、チラシのポスティングは効果的です。コストが気になるという方は、ネットの印刷サービスなどを利用すればチラシの制作コストもかなり抑えられますので、高い費用対効果が期待できるでしょう。更に、クーポンなどチラシの内容に工夫をするのが得策です。

ポスティングは定期的に継続して行うのがポイントです。そのうえで、ポスティングするエリアや曜日などによって反応をチェックし、次回のポスティングに活かしていきましょう。

⑩チラシ(フライヤー)配布
用紙一枚に情報を盛り込み、店頭に置いたり、直接配布する方法です。特定の地域を限定して配布することが多いです。

⑪新聞折込
新聞にチラシとして織り込んでもらいます。昨今の新聞離れとコストが高い為、会社の耐久性が高い所ではないと手が出せないのが現状です。反応率は業種などの違いはありますが、0.01%程度といわれています。

⑫行政機関広報誌の広告
市町村が発行する広告です。近年、広告収入を見込んで多くの市町村で広告スペースが設けられています。

⑬フリーペーパー
読者が無料で受け取れるクーポンなどがついた紙媒体です。個人や企業が独自で発行したり、自治体や業者が地域別に発行するなど、配布規模やアプローチ方法は様々です。

⑭新聞・雑誌媒体
老舗と言われる新聞・雑誌などに広告を掲載する方法です。現在はWEBメディアが主流ですが、紙媒体にはWebにはない信頼度と年配層には読者が多いので、年配層がターゲットの場合は効果があります。

【人的営業】

友人や知人など、自分の知っている人へのアプローチはきちんとしましょう。顧客になってくれるだけではなく、その周りの人たちへの波及効果が期待できます。

⑮挨拶回り
取引を始めた相手(会社)や、地元の商店会、自治会(町内会)などの顔役には、開業前に必ず挨拶しましょう。お店の場合、ご近所の人にファンになってもらえれば、親近感から積極的に口コミ活動も期待できます。

⑯ノベルティ配布
店舗周辺や駅前など、ターゲット層がいそうな場所で配布することにより効果が発揮できます。特にご近所の人には挨拶状と合わせてポスティングしても良いです。

【送付】

挨拶状など、書くときに心がけておきたいマナーや、押さえておくべきポイント、注意事項について事前に理解しておきましょう。

⑰挨拶状
起業・開業のの挨拶状を送る理由は相手への感謝の為ではありますが、最大の目的は会社のPRになります。丁寧な挨拶状によって会社をPRし、人脈を活性化させることにより、今後の新事業の発展につながってきます。しっかりポイントを押さえ、丁寧な挨拶状を作成し、送り先の相手に熱意をくみ取ってもらいましょう。

⑱年賀状・クリスマスカード
商品やサービスによっては、季節感のある挨拶状を販売促進に役立てる方法もあります。

【販促カード】

⑲ショップカード・ポイントカード
もらった人に「どうしてほしいのか」というリアクション効果を考えたショップカードを作るといいでしょう。ポイントカードについては、飲食や美容業界に導入をお勧めします。

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デジタル手法

  • 【既存流通経路へのアプローチ】⑳グルメサイト
  • 【自社メディア】㉑ホームページ ㉒ブログ ㉓Facebook ㉔Instagram ㉕Twitter ㉖YouTube ㉗クラウドファンディング
  • 【WEB活用】㉘SEO対策 ㉙SNSで顧客に拡散してもらう ㉚Googleマイビジネス ㉛MEO対策 ㉜メールマガジン ㉝LINE@
  • 【ツール活用】㉞キャッシュレス決済

【既存流通経路へのアプローチ】

既存の大手グルメサイトの流通経路を使ったアプローチをすれば認知度の向上や実数の増加が期待できます。

⑳グルメサイト
飲食店にとって、営業成績を伸ばすために欠かせないのが「グルメサイト」です。一昔前では、ホットペッパーなどの紙面の広告は必要不可欠なものとなっていましたが、インターネット社会となった現代においては「紙」ではなく「WEBサイト」をどのように使うのかがポイントとなっています。

グルメサイトの代表的な「食べログ」「ぐるなび」「ホットペッパーグルメ」「Retty」などがあります。

【自社メディア】

インターネットを活用する宣伝・販促活動手法には様々なものがあります。

㉑ホームページ
ホームページのコンテンツを充実させることは企業としてのイメージアップにつながります。現在、安価でホームページを作れるサービスが増えてきており、システムに詳しくない人でも手軽に作ることが出来ます。

㉒ブログ
日記形式で自分で手軽に記事が更新できるWEBサービスです。ブログのメリットとしては、自分(自社)の想いを残すことができ、ファンづくりをするができます。そして広告を付けてお金を稼ぐこともできるといったところになります。

㉓Facebook
ユーザーの年齢層として若年層よりは30代以上の利用が多く、高年齢層での利用率も比較的高めになります。他のSNSとは違い、実名登録が前提です。そのため信頼度も高く、名前、年齢、性別をはじめとする情報の正確性も高くなっています。30、40代のお金も仕事も余裕のある主にビジネスパーソンを中心に使用する人が多く、友達とのコミュニケーションだけでなく、同僚・取引先ともつながっているため、比較的フォーマルな場として使われやすいのも特徴です。

また、発言は友達のつながりを通じて拡散するので、情報に対する信頼性をある程度高く持つことになります。知人や知人の知人など、他のSNSと比べてより現実に近い人間関係で構築されています。

㉔Instagram
インスタ映えでおなじみ、最も勢いがあるSNSです。10代~20代の若年層がメインユーザーになります。20代女性のアクティブユーザー層が多く、ネタはライフスタイル全般にわたり「オシャレなもの」に敏感なユーザーが多いのが特徴です。投稿は写真だけでも良く、文章を書かなくても大丈夫なので投稿のハードルは低く、言語を超えたコミュニケーションも成り立ちます。

投稿がそのまま拡散するといったことは無いものの、ハッシュタグを使って情報収集し、知らないユーザーの投稿を見に行ったりフォローをしたりする使い方が定着しています。また2016年からストーリーズ機能(通常のフィードとは別に短い動画や写真を気軽にシェアでき、投稿が24時間で自動消滅)が追加され、さらに多方面で使えるようになりました。

㉕Twitter
10代から20代のユーザーが多く、全体ユーザーの3分の1に上ります。趣味専用など複数のアカウントを持つユーザーも多く、嗜好性が強く出やすいのが特徴、匿名性という点も相まってアングラ的な情報もやり取りされます。投稿出来る文字数が140文字までという制限があり、気軽に情報を発信することが出来る反面、長文で何かを説明するような投稿は向きません。投稿がタイムリーにリツイートで拡散され、不特定多数のユーザーへ情報が広がるので、ここの考え方がマーケティングでどのように使うかを決めるカギになります。

㉖YouTube
最近は店舗がYoutubeを活用して売上の向上や販路の拡大に繋げているケースも多く見られるようになりました。動画は画像やテキストよりも多くの情報量を伝えることができるためユーザーの印象に残りやすく、上手く活用することで非常に効果の高いアピール方法になり得ます。また、自社が主体となって発信をするだけでなくユーザー参加型のコンテンツを企画するなど、従来とは異なる形でのアピールも可能です。

㉗クラウドファンディング
クラウドファンディングとは、群衆(Crowd)と資金調達(Funding)を組み合わせた造語で、インターネット上で不特定多数の人から資金を集める仕組みのことです。個々の出資額がわずかな額でも、多くの人から出資を募ることでまとまった資金を得ることができます。

利用するクラウドファンディング会社によって条件や手続きは異なりますが、 資金の使い道は、新規事業の立ち上げや、ものづくり、社会貢献、新規商品のPRなどさまざまな用途があります。

【WEB活用】

ホームページやブログなど使い方次第では飛躍的な宣伝・販促効果を上げることが出来ますが、やりっぱなし・作りっぱなしでは逆効果です。更新されないサイトはすぐ見向きもされなくなります。様々な手法や対策がありますので活用しましょう。

㉘SEO対策
SEOとは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の頭文字を取った略称です。GoogleやYahoo!などの検索エンジンから見つけられやすく、また、価値が高いと評価されやすくする施策を行い、検索エンジンからの自社ホームページへの訪問を増やす方法のことを指します。

安価に始められる上に費用対効果が高いので、SEO対策はインターネット経由で売上を上げるために非常に重要です。

㉙SNSで顧客に拡散してもらう
顧客が自社をSNSで紹介してくれたら特典を差し上げるなど何らかの仕組みが必要になってきます。顧客の周囲へのアプローチが出来るなどのメリットがあります。

㉚Googleマイビジネス
Googleで店舗名などを検索した際、検索画面に<店舗名・営業時間・地図・写真>などが表示されることがありますが、あれが、Googleマイビジネスです。

Googleマイビジネスに登録していなくても、検索結果には表示されます。ですが、ネットの情報を元にした情報のため、店名や営業時間、電話番号などが間違っていることもあります。Googleマイビジネスなら、自分で情報を入力出来るため、正しい情報を見てもらうことが出来ます。

㉛MEO対策
検索エンジンの検索結果で上位表示を目指す「SEO対策」に対して、MEO対策は「ラーメン屋 高田馬場」など、ユーザーが「地域 + 特定のキーワード」で検索をした際にマップ上で上位に表示される為の施作のことを言います。

MEO対策は、地図上で上位表示を目指すという特性から、一般の企業というよりも、立地条件がセールスに大きく影響する飲食店で特に高い効果が見込めます。

㉜メールマガジン
LINEのプッシュ通知やFacebook・TwitterなどのSNSマーケティングがさかんになった今、「メルマガなんて古い!」「読む人いるの?」とメルマガ配信を選択肢から外そうとはされていませんか?実は、メールマーケティングは今も有効なマーケティング手段として多くの企業が活用しており、メルマガこそ起業家・中小企業の皆さんにおすすめなマーケティング手段です。

㉝LINE@
LINEと言えば、年々利用者が増えていっているコミュニケーションツールの代表格です。LINE@は、お店などをしている方に向けて利用の出来るもので、メールマガジンのようなものと同じと捉えることが出来ます。

集客が必要な企業や店舗におすすめの機能がたくさんあります。プッシュ通知でお知らせが来るため、お知らせが来たことがわかりやすく、メッセージが届きやすいことも特徴です。また、プッシュ通知はされますが、開けるまで内容がわからないという点にもメリットが隠されています。

【ツール活用】

最近は、現金以外のお支払い方法が選択できる飲食店が増えています。キャッシュレス化に対応しているかどうか、また自分が普段から使っている決済手段が使えるかどうかを、お店選びの重要な観点としているお客様も多くなってきているようです。

㉞キャッシュレス決済
おもなキャッシュレス決済手段は、以下のものが挙げられます。

  • QRコード決済
  • 電子マネー決済
  • クレジット決済

もしまだキャッシュレス決済に対応していない店舗の場合、手軽に始められ、ランニングコストが抑えられるQRコード決済の導入がおすすめです。

まとめ


色々な宣伝・販売促進手法がありますので迷われてしまうかもしれませんが、ポイントは「自分(自社)の来てほしい人に情報が届くやり方」で、長くコンスタントに続けられる方法です。そして費用対効果をシュミレーションと検証をしながら絞り込んでいきましょう。

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株式会社ベクターホールディングス
メール:kigyou@vector.co.jp

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