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【飲食店開業】オープン前の販売促進方法とは?


飲食店の集客は開業後だけというわけではありません。店舗をオープンする前の内装工事中、もしくはそれ以前からオープン前販促を打つことで来店客を増やすことはできます。

そこで今回は、飲食店開業前(オープン前)の販売促進方法をご紹介していきます。

開業前の代表的な販売促進方法

まずポイントは、人に店舗の存在を知ってもらうことです。この地域に新しいお店がオープンしたことを、いかに広められるかにかかっています。ここでは代表的な販売促進方法をご紹介します。

  • Webサイトを作成
  • レビューサイトを利用
  • SNSを活用
  • ショップカードの作成
  • チラシ(ポスティング・ハンディング・折込み)の作成
  • レセプションパーティー、プレオープン
  • 知人・取引先への連絡

開店前は、店内やオペレーションの準備が忙しくなりますが、最低でも上記の販促は行いたいところです。ではそれぞれについて説明していきます。

Webサイトを作成

飲食店のレビューサイトがたくさんあることからわかるように、最近はインターネットでレストランの情報を集めるのが一般的です。 お店がオープンしたにも関わらず、インターネット上にお店の情報や問い合わせ先が1つもないというのは避けたいところです。開店前から準備をすすめるようにしましょう。

Webサイトの情報としては、営業情報、メニュー、お店までのアクセス、お店のコンセプトなど、表示すべき情報が限られる小規模事業の飲食店なら、シンプルで見やすいものが好まれるでしょう。シンプルなWebサイトを作るだけなら、無料で使えるサービスがたくさんあります。例えば、Wix やJimdoといったものが有名です。無料で使えるサービスを活用すれば、コストが抑えられるだけでなく、専門的な知識や技術がなくても自分好みのWebサイトを作れるというメリットもあります。

レビューサイトを利用

Webサイトを作るのが大変だと思う人は、飲食店のレビューサイトを利用するのも手です。店の場所やメニューなどの情報を登録しておけば、Webサイトの代わりになります。レビューサイトを通じてお店を知ってもらえるチャンスが増える反面、予約時の手数料 や悪い口コミを描かれるリスクがあります。利用の際は、メリットとデメリットを考慮する必要があるでしょう。

SNSを活用

飲食店によっては、WebサイトはないけれどSNSで定期的に情報を発信しているお店があります。もちろんWebサイトもSNSも両方運用できるのが理想ですが、人手が足りない、他の業務が忙しい、などの場合には、SNSだけに絞るという選択肢もあります。現時点で利用者数が多く、販促に活用しやすいのは以下の3つのSNSでしょう。ぜひオープン前にアカウントを作成して、情報発信をスタートさせてください。

 

■代表的なSNS
  • Twitter:話題性やビジュアル性の高い店舗
  • Facebook:HPがない店舗、40代以降の年齢層とのつながりを持ちたい店舗
  • Instagram:カフェなど、料理の味以外に雰囲気も重視される店舗や、焼き肉など視覚情報の強い業態
  • LINE:居酒屋など、仕入れ状況によってお得商品が変わったり、定期的にキャンペーンを行ったりする店舗。リピート客の取り込みに有効

ショップカードの作成

ショップカードは、お店の名前を覚えてもらうための名刺です。飲食店でお会計をするときに、レジの横に置いてあるのを見たことがある人も多いでしょう。オープン後、来店されたお客様へショップカードを手渡すためには、お店がオープンするまでに作成しておかなくては間に合いません。また、オープンの前に、近所のお店や友人知人への挨拶回りで配布するのも効果的でしょう。

 

■ショップカードに記載する情報
  • 店舗名
  • 住所
  • 電話番号
  • 写真、イメージ
  • ウェブサイトのURLやSNSのアカウント情報
  • SNS等のQRコード

情報を見たいと思った人がWebサイトのURLを直接入力するのは面倒なので、WebサイトやSNSのQRコード をショップカードにプリントしておくと便利です。デザインも業者に頼む方法もありますが、コストを抑えたいならテンプレートを使って無料でデータをダウンロードできるサービス もあります。ネット環境があればすぐに利用できます。

チラシ(ポスティング・ハンディング・折込み)

地域密着経営を目指して、住居立地で開業する店ではとくに有効なのがチラシでの販促。ポスティング(投函)・ハンディング(手配り)・新聞折り込みなどの方法があります。

  • ポスティング:周囲に住んでいる人・働いている人へアプローチ
  • ハンディング:店前や近隣を通る人へのアプローチ
  • 新聞折込:朝刊夕刊にチラシを差し入れるアプローチ

チラシ活用はどの手法を使うべきか「ターゲットの年齢層」が重要になります。ちなみに新聞購読世帯は40代以上が多数で、年齢層が高いほど購読率が高い傾向となっています。中高年齢層には有効なアプローチ策になりますが、20代にお店を認知してもらうには、新聞折込は有効な策とは言えません。

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レセプションパーティー、プレオープンの開催

お店の開店を記念してレセプションパーティーを開催したり、営業の最終確認としてプレオープンを行ったりする飲食店があります。 レセプションやプレオープン自体がお店を知ってもらえる販促になりますので、多くの人に来てもらいましょう。

レセプションパーティーは、お店の開店を記念して関係者やお世話になった人に感謝を伝えるお披露目会です。販促の1つとして口コミが大切なので、お店の経営をサポートしてくれる人に対して告知をお願いしましょう。レセプションに来てくれる人は、実質的な最初のお客様です。来てくれたお客様が口コミで他の人に勧めたくなるようなパーティーが理想です。

プレオープンは、開店前の最後の実戦練習です。オペレーションが不慣れなのは当たり前ですが、ネガティブな口コミが広まらないようにしなければなりません。販促としては、もう一度来たいと思ってくれるリピーターを増やせるようにしましょう。プレオープン中に起こってしまったトラブルは、お客様としてもある程度は許容範囲です。実際の開店までにどれだけ修正できるかに尽力しましょう。

知人・取引先への連絡

知人や取引先へオープン告知を行う時に、メール・SNS・封書・ハガキなど送付手段はさまざまです。しかしここはお店の第1歩として、封書できちんと送付がオススメです。手間はかかりますが、手書きのメッセージを付けるとより気持ちが伝わり、実際に店に足を運んでもらいやすくなります。

まとめ


いかがでしたでしょうか?今回は、飲食店開業前(オープン前)の販売促進方法をご紹介しました。

開店前の準備はやることが多いですが、販売促進にも気を配りたいところです。ウェブサイトやチラシ等は、無料で利用できるサービスがたくさんあります。コストを抑える工夫をしながら、自分のお店に必要な販売促進をしていきましょう。

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