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【飲食店】厨房で必須のボウルやざるの種類と洗浄方法について解説


飲食店において、ボウルとざるは必須アイテムです。種類やサイズもさまざまで、選択に迷うこともあるのではないでしょうか。

そこで今回は、ボウルやざるの種類と洗浄方法について解説していきます。

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ボウルの種類


ボウルの素材はいくつかありますが、業務用で使うならこの以下がおすすめになります。

ステンレス

業務用では、ステンレス製のボウルが定番です。丈夫なので、素材をこねる、混ぜる、泡立てるなど負荷のかかる作業にも対応できます。また錆びにくいため、メンテナンスも楽です。

アルマイト

アルマイトはアルミニウムの表面を加工したものです。鉄が使われているステンレスより軽いのが特徴です。そのため、大きなサイズのボウルでも持ち運びや洗浄が楽に。また、熱伝導性が良いので、湯せん調理などに便利です。

耐熱ガラス

ソースなどを作るのに便利なのが、電子レンジ対応のガラス製ボウルです。バターなど固い食材をゆるめる作業にはもちろん、食材を解凍した後、そのままボウル内で調理をすることもできるので時短につながります。また、ガラス製のボウルは重みにより安定感があるので、混ぜたりこねたりするような作業にも最適です。なお、耐熱性ガラスは非耐熱性と同様に衝撃に弱いので、取り扱いには注意が必要です。

ボウルのサイズ

用途に合ったサイズのアイテムを選ぶと、作業がはかどります。目安として、小さいサイズ(直径10~15cm程)は、ソースやドレッシング作りに最適。中サイズ(直径20〜24cm程)までなら家庭用電子レンジの庫内にも入るので、小さな飲食店からオールマイティーに使えます。直径25~30cm程の大きなものは、一般的な業務用サイズ。直径30cm以上は大人数の仕込みなどに使われます。

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ざるの種類


ざるの役目は水分や油分を「切る」ことです。そのため重視するのは水切れのよさです。また、衛生管理や異物混入防止の観点からもうひとつ重要になってくるのが、手入れのしやすさです。

ステンレス

業務用で一番使われている素材は、耐久性があり錆びにくく、衛生的なステンレスです。熱にも強く、湯切り・油切りでも使えます。なお、ステンレス製の「ざるの目」はメッシュ(水切れが良いのが特徴)とパンチング(ステンレスの板に穴を開けたタイプで丈夫)があります。

プラスチック

大きなサイズのざるでも軽く、持ち運びやすいのが特徴です。カラーが豊富なので、生で扱う食材と、加熱する食材などを区別しやすく、二次汚染対策の衛生管理がしやすいのもメリットです。

竹ざる

他の素材と比べて水切れが良いのが特徴です。見た目も良いので、蕎麦やうどん用のざるはそのまま食卓に出されることもあります。また、通気性が高いため、水切りだけでなく、野菜や果物の保存に使われることも。樹脂がコーティングされたものもありますが、使い終わったらよく洗い、よく乾かすことが重要です。

ボウルやざるの洗浄方法や保管方法の基本について

使用後、洗剤をつけたスポンジで洗浄します。全面を流水で洗浄しすすぎ、水分を取り除き、しっかり乾燥させましょう。濡れたまま長時間重ねていると、細菌やカビの増殖を招く原因にもなります。ざるについては、食材カスで目詰まりしている場合は、ブラシでこすり落とします。

洗浄後のボウルやざるの保管方法は、水はねがない床では30cm以上、水はねがある床では60cm以上、床より上に収納するのが基本です。床上から60㎝以下の場所に保管する場合は、床からのはね水がかからないよう、扉付きの収納棚で保管してください。

まとめ


いかがでしたでしょうか?今回は、ボウルやざるの種類と洗浄方法について解説しました。

ボウルやざるには様々な種類があります。あなたな店舗に合うものを選んでください。

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