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飲食店経営の敵、その正体は「二八」!打ち破るための秘策とは?


皆さんは、「二八(にっぱち)」という言葉を聞いたことがありますか?「二八」とは、2月と8月は商売が低調で売上げが下がるのが常だという意味の言葉です。

今回は、飲食店における売上が低調になる「二八」を乗り切る方法を解説していきます。

何故、飲食店は「二八」の売り上げが落ちるのか?

基本的に2月と8月は飲食店の閑散期と言われており、8月は盆の帰省で人が減るため、とくに首都圏のオフィス街に出店している場合は影響を受けやすいです。2月は、年末年始の出費の反動で財布の紐がかたくなる上、外気も冷え込むので「巣ごもり需要」が高まるのが理由だといわれています。

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飲食店における「二八」を乗り切る方法とは?

いくら「二八」に売り上げが落ちるといっても、ひと月でも売り上げが落ちれば経営は死活問題になります。ここでは、飲食店における「二八」を乗り切る方法について説明します。

忙しい時に、閑散期に向けて種をまく

人は初めて行く店よりも、一度行ったことのある店のほうが行きやすいものです。そのため新規客よりも、リピーターを集客するほうが、販促コストが低くなります。 だからこそ、自然と新規客が増える12月から1月初旬にかけての繁忙期に顧客リストを作っておくことが大切になってきます。

例えば、住所を書いてもらってダイレクトメールを送ったり、LINE公式アカウントを使って店内イベントに参加してもらい、顧客リストに近い形でお客様との接点を増やしたり、、SNS(Instagramやfacebookなど)の登録をしてもらったりと集客をこちらからコントロールするようにしておくことが大切です。

きちんと顧客リストを作れば、継続してフォローを行うことで集客UPにつながります。更に客足が減り始める1月10日頃から2月末までの有効期限つきのクーポンを発行するのも効果的になります。

暑い日や寒い日の特典・割引きを用意する

人の食べたいものはその日の気温に関係します。例えば、気温が18度以下になると「おでん」の売り上げが伸び、16度以下になるとシチュー、15度以下だと日本酒やコーヒー、鍋料理の需要が高まるといわれています。その欲求を刺激するため「気温〇〇度以上でビール半額」「雪の日はコーヒー1杯無料」や「おでん3品サービス」などと謳うことで客足を店に向けることができます。多めにサービスすることで店のファンになってもらったほうが長期的には得です。

イベントに合わせたメニューを用意する

2月はバレンタインなどのイベントに合わせたメニューを考えるといった方法は効果的です。特にバレンタインは外食をするきっかけになりやすいのでバレンタイン限定メニューなどを考えてみてもいいでしょう。

まとめ


飲食店にとって、月ごとに繁閑の波があるのは当然のことですが、その波を前もって予測し、先に手を打つことで年間を通して安定した売り上げを上げることができます。閑散期になってからでは遅いので、予め前述でお知らせした内容を基に施策を考えていきましょう。

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