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飲食店が黒字倒産してしまう理由や黒字倒産を防ぐ方法について解説


飲食店は、飲食の対価としてお客様からその場で現金をいただく「現金商売」が多いため、比較的資金繰りをしやすい業界と言われてきました。しかし、ある程度繁盛していながらも、資金繰りに行き詰まって廃業となる黒字倒産のケースもあります。

そこで今回は、飲食店が黒字倒産してしまう理由や黒字倒産を防ぐ方法について解説していきます。

そもそも黒字倒産とは?

一般的に倒産とは「返済(支払)しなければならない債務の返済(支払)を自己資金でまかなえず、借入もできずに会社の経営が行き詰まった状態」です。

会社が倒産する場合は、赤字が続き、会社の手持ち資金が不足することで支払いなどができなくなり倒産するというのが一般的ですが、一方黒字倒産とは帳簿上は利益が出ていると言った黒字経営でありながらも手元資金が足りずに倒産することを意味する言葉になります。

飲食店が黒字倒産してしまう理由とは?

それではなぜ黒字倒産は起きてしまうのでしょうか。それは利益があるにも関わらず、現金や経営資金がなくなってしまい、家賃や売掛金の支払いができなくなってしまうからです。

飲食店の場合、お客さんが現金で支払ってくれれば、手元に現金が入ります。しかし、クレジットカードで支払いをされた場合、現金が振り込まれるのは数か月先になることもあります。仮に1月の売上が100万円あったとしても、すべての支払いがクレジットカードであれば利益は出ていますが現金となって手元に入ってくるのは、数か月先です。その数か月の間は、運転資金で支出代金を立替えなければいけません。運転資金が尽き、立替ができなくなってしまうことで黒字倒産が生まれてしまうのです。

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飲食店が黒字倒産を防ぐ方法とは?

経営者は自社のキャッシュフロー(流出するお金と流入するお金の流れ)を正確に把握して、現金不足にならない経営努力を行うとともに、キャッシュが足りなくなることが予測される場合に備えて、あらかじめその対策を立てることが必要です。

キャッシュフローを良い状態にするには、仕入代金の支払いをできるだけ先に延ばし、売上はできるだけ早く入金して貰える努力するとともに、無駄な投資や過剰な仕入にならないように注意し、前払いのビジネスを増やすことで実現できます。キャッシュフローを常にプラスにすることで倒産を防げます。このことは、経営者のもっとも大事な仕事と言えます。

資金繰り表で入出金状況を把握する

商品を販売したら「いつまでに」「いくら」の入金があるのか、商品を仕入れたら「いつまでに」「いくら」の支払いが必要になるのかなど、資金繰り表を作成して、自社の入出金状況をきちんと把握する必要があります。

支払いサイクルを工夫する

売上げなどの入金サイクルは短く、支払いサイクルは長くするようにしましょう。例えば、大口案件は前金や着手金をもらうようにしたり、25日が従業員の給料日支払いであれば、20日に支払いを売上げの支払い日に設定したりする工夫が必要です。

過剰在庫とならないように注意する

在庫がないことで商機を逃すこともあるかもしれませんが、商機を逃すどころか大量に仕入れることで黒字倒産となってしまう可能性が出てきてしまいますので、過剰在庫とならない分析やリサーチは必要です。

資金調達しておく/いつでも調達できるようにしておく

基本的に黒字倒産に限らず店舗は出ていくお金が不足することが原因で倒産します。反対に言えば黒字であっても赤字であって支払いをするための現金があれば倒産することはありません。そのため黒字であっても資金調達などで、余分に資金を用意しておくことで黒字倒産を免れることが可能となります。顧問税理士など、お金を管理・精通している人とのコミュニケーションを密にして、最悪のケースも想定して事前に資金調達をしておくこと。または今後の資金調達先選定や方法を検討しておくことが大変重要になります。

まとめ


いかがでしたでしょうか?今回は、飲食店が黒字倒産してしまう理由や黒字倒産を防ぐ方法について解説しました。

毎月のお金の流れだけではなく、入金日と収支日を工夫し、税理士などの専門家に知恵を拝借し、経営者自身でも簡易で構いませんので、キャッシュフロー計算書を作るようにして、未然に黒字倒産にならないように準備しておきましょう。

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