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飲食店が赤字になる原因と対策について解説


新型コロナウイルスの影響により、多くの飲食店が赤字に追い込まれている現状があります。場合によっては閉店を余儀なくさせられてしまうこともありますが、こうした厳しい経営状況を改善させるためにできる取り組みも多々あります。

そこで今回は、飲食店が赤字になる原因と対策について解説していきますので、飲食店経営者の方は参考にしてみて下さい。

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飲食店が赤字になる原因とは?

わざわざ開業した店舗を、どんなひとでも簡単に潰したくはありません。しっかりと赤字の原因を追求しつつ対策し、息の長い店舗運営をしていきましょう。以下で飲食店が赤字になる原因をご紹介しますので、自分の店舗で当てはまれば、改善の余地があります。

売上が確保できていない

売上に関する原因は主に以下です。

客単価が低い

赤字の店舗にありがちな原因のひとつが「顧客1人の売上に対する利益率が悪い」ケースです。コスパを重視するあまり、利益を得られず顧客を呼べば、呼ぶほど苦しくなります。

売上が足りない

単純に売上が足りない場合があります。売上が足りず、家賃や人件費に圧迫され赤字になってしまいます。

商品やサービスの質の低下

原因が商品やサービスの質の低下であるケースも考えられます。商品やサービスに対する顧客満足度が下がり、売上が落ち、赤字になってしまうのです。

周辺環境の変化

周辺に競合店や、近くで大きな商業施設の建設があり、顧客の流れが変化してしまうケースも。その影響で来客数が減り、売上に影響してしまいます。

対外的な要因

今回の新型コロナウイルスで国内の顧客への売上が低下している事はもちろん、インバウンド(訪日外国人の来客)も減っていることも売上に影響してしまいます。

コストがかかりすぎている

店舗は繁盛しているにもかかわらず、利益が少ない場合は人件費や食材料費、広告費がかかりすぎている可能性もあります。飲食店の経費は人件費と食材料費の割合が高く、このコストを「FLコスト」と呼びます。60%が割合のボーダーラインと言われており、60%以下であれば経営が安定するといわれています。

また、赤字店は宣伝広告費を無駄に払っているケースがあります。グルメサイトやチラシ、雑誌などいろいろと手を出しすぎてはいませんか?成果があまりでてなければ、思い切って広告費を削ることも考えてみてはいかがでしょうか。

手元に現金が少ない

手元に現金が少なく、資金繰りがうまくできていないケースがあります。現金での支払いに追われ、赤字になる原因となります。なぜ手元に現金がないとダメなのか?費用には現金でしか支払えないものがあり、それは「従業員の給与」「家賃」「食材などの取引先への支払い」があるからです。

資金繰りの計画が甘いと、給与の支払いや取引先への支払いに追われ、店舗の運営がうまく回らない状況になります。毎月支払いに追われ、手元に現金がどれくらいあるかわからない状態であれば、見直しが必要です。

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閉店になる前にやっておきたい対策

閉店に追い込まれる前に行える対策はあります。以下を参考にして、しっかりとした対策をしてみてください。

徹底的に無駄をなくす

店内の整理整頓をすることで、店舗におけるムダが見えてくるということもあります。例えば、お客様から見える場所だけでなく、厨房内などの清掃をしたり、冷蔵庫内を一掃するだけで、ムダが見えて来ることもあるでしょう。

従業員採用の見直す

人件費は、最も多くの経費がかかってしまうポイントです。適切な従業員数であるかどうかを見直してみましょう。また、従業員を雇うということ以外にも、採用した従業員がすぐに辞めてしまえば、再び採用のためのコストがかかってしまいます。雇ってもすぐに辞めてしまう場合は、「労働環境が整えられていない」ということ。働きやすい環境づくりを心がけましょう。

公的融資で運転資金を確保

運転資金が確保できないと分かる前に、事前に公的融資で手元の運転資金を確保していくこともおすすめします。

例えば、開業時に日本政策金融公庫で借り入れをしているのであれば、日本政策金融公庫からの追加融資を検討したり、他の金融機関(信用保証協会付融資など)で資金調達を検討したり、出来るだけ金利が安価で借り入れしやすい所で確保しておきましょう。

現状を踏まえた営業方法の変更も検討

来客数が減少している飲食店では、デリバリーやテイクアウトを始める店も増えています。こうした施策は、今だけでなくアフターコロナでも飲食店にメリットがある施策だと考えられます。

デリバリー開始

新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛の影響を受けて、対面での店舗営業を見直し、テイクアウトやEC販売といった非対面での営業に活路を見出している飲食店もあります。

既存の飲食店がデリバリーを始める際は改めて許可を取る必要は基本的にありませんが、単体で飲食のデリバリーを始める場合は一般の飲食店と同様に、保健所への「食品営業許可申請」が必要です。

テイクアウト開始

売り上げの改善を図るためには、テイクアウトを開始することも効果的です。デリバリーと同様に、既存の飲食店では「食品営業許可申請」のみでテイクアウトを開始できるので、新たに許可を取る必要はありません。

しかし、調理場所と販売場所が異なる場合や、アイスクリームやベーコンなどの加工食品を単体で販売する場合には別途手続きが必要になる可能性があります。また、移動車や屋台などで店舗で調理した料理を別の場所で販売すると、食中毒など衛生的に問題が生じる可能性があるので別途の許可が必要です。

まとめ


いかがでしたでしょうか?今回は、飲食店が赤字になる原因と対策について解説しました。

赤字の状況でお店を続けていくのか閉じるべくなのか悩むと所ではありますが、ひとつ大きな選択肢として、事業を縮小する、廃業するという手段があることも覚えておくのは手です。赤字のままずっと経営を続け、右肩上がりで赤字が増えていくのであれば、一度リセットするのは、ビジネス戦略であるとも言えます。事業をたたむとなると、スタッフの問題などいろいろと課題は多いですが、このまま続けることが、経営者をはじめとするすべての人が幸せかどうかを検討してみるべきでしょう。

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