【飲食店必見】ハロウィンの時期の飲食店の主な施策について解説
10月のイベントといえばご存知ハロウィンです。ハロウィンは、店舗にとっても大きな集客のチャンスですが、どのような準備をしていいのか分からない飲食店の経営者も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、店舗でも無理なく行えるハロウィン施策についてご紹介します。
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そもそもハロウィンとは?
「ハロウィン」とは、毎年10月31日に行われるヨーロッパを発祥とするお祭りのことです。もともとは、秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す宗教的な意味合いのある行事でした。しかし、現在では「ハロウィン」本来の宗教的な意味合いを意識することはほとんどなくなり、日本を含む多くの国々で民間行事として楽しまれています。また、現在は10月31日のみがハロウィンとして定着していますが、正確な期間は10月31日から11月2日。この期間、国によっては死者の魂を慰める行事を行います。
ハロウィンの際に、目・口・鼻をくり抜いて顔の形にしたかぼちゃの装飾を見ることも多いはずです。このかぼちゃには「ジャック・オー・ランタン(ランタンのジャック)」という名前が付いていて、アイルランドのジャックという男の伝承が由来とされています。
ハロウィンの時期の飲食店の主な施策
それではハロウィンの時期、実際の飲食店ではどんなことが行われているのでしょうか?
- ハロウィンをイメージする色を店内に取り入れる
- 料理の見た目でハロウィン感を演出
- SNSに写真を投稿し、お客様とハロウィンを楽しむ
- 仮装してきたお客様に、会計割引や無料のキャンディを配布する
それぞれについて説明します。
ハロウィンをイメージする色を店内に取り入れる
飲食店でハロウィンキャンペーンを実施するとなると、派手な装飾をイメージする方も多いかと思いますが、こうした装飾を今から施すのは大変です。なるべく手間を省きながらハロウィンらしい演出をするのが得策と言えるでしょう。
そこで試してほしいのが、ハロウィンをイメージする色を店内に取り入れることです。ハロウィンのイメージカラーといえば黒やオレンジ、そして赤や白といったものがあります。たとえばオレンジ色の小型キャンドルをテーブルに置く、メニューボードにオレンジや赤のペンを使用するといった工夫だけで、いつもとは違う雰囲気を演出することが可能になります。
料理の見た目でハロウィン感を演出
今からメニューを開発し、ハロウィン限定のメニューを提供するのは難しいです。料理でハロウィン感を演出するなら、盛り付けの工夫を行うのが良いでしょう。
SNSに写真を投稿し、お客様とハロウィンを楽しむ
すでにインスタグラムでは、ハロウィンにちなんだ不気味かつエレガントなお菓子の写真が投稿され話題となっています。ハロウィンなどのイベントごとは、SNS上で話題になりやすいです。画像がシェアされ拡散につながれば、お店の認知度アップにも繋がるでしょう。
仮装してきたお客様に、会計割引や無料のキャンディを配布する
仮装してきたお客様に、会計割引や無料のキャンディを配布するという事も販売促進につながります。キャンディではなく、ハロウィンに関連したカボチャ関連のメニューを提供したり、景品などでも効果的になります。
ハロウィンで気をつけたいポイント
ハロウィンは人が多く集まるイベントである以上、トラブルにつながりやすいのも確か。気をつけるべきポイントを踏まえ、対策をしておきましょう。
ハロウィンで大いに盛り上がる渋谷では、翌日はゴミのポイ捨てが問題となっています。参加した人は途中で買った食べ物や飲み物のゴミだけでなく、帰る際に着ていた衣装を持ち帰らずに放置することも。入り口にゴミが放置されることを防ぐためにも、特に店舗が大通りに面している場合は定期的に掃除を行うことを意識しましょう。
そして衣装を着替えようと、トイレを使用したいお客様も来店されるかもしれません。しかし、着替えやメイクをする間、他のお客様が仕様できないのも困りもの。そんな時は事前に「店内での着替えはご遠慮ください」と掲示しておいたり、オープン前の店内をパーテーションやカーテンで区切り、着替え用スペースを限定的に設けるといった対応をすることで対策ができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、店舗でも無理なく行えるハロウィン施策についてご紹介しました。
今回ご紹介したハロウィン対策は手軽にできるものばかり。少しの工夫で集客はグッと変わってくるはずなので、まだハロウィン対策を行っていない飲食店の方は、ぜひ試してみて下さい。