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飲食店に人事担当者を設けよう!人事がいるメリットを解説


飲食店は個人店も多く、「人事部」や「人事担当」を持つ店はあまりないかもしれません。しかし、人事担当がいることで、採用活動を効率的に行えるだけでなく、スムーズな店舗展開にも役立ちます。

今回は、飲食店における人事担当の仕事内容や人事がいる場合のメリットについて解説していきます。

そもそも人事の役割とは?

人事の役割とは、経営資源のひとつである「ヒト」をもっとも効果的に活用することです。

そして人事といえば、まず採用業務を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、採用活動から人事考課、労務管理、人材教育など多岐にわたりますが、すべてに共通することは自社の人材を最大限に活かすことといえます。

飲食店での人事スタッフの仕事内容とは?

人事の仕事というのは会社のバックヤード的な仕事であり、良い人材を採用、育成して会社組織を発展させることが目的であるため、飲食店であっても一般企業とは基本的にあまり違いはありません。人事の仕事を大きく分けると企画、採用、研修や教育、評価、労務、人材評価、人材の育成になります。企画は人材採用計画を立て、適切な部門構成をつくり人員を配置して会社の経営目標を達成させる仕組みづくりを行います。採用は必要な人材を採用計画に基づいて募集、採用します。

最近では、求人サイトやハローワークだけでなく、SNSや採用イベントの企画や運営も人事の仕事になります。研修や教育では基本的な社会人マナーなどは外部会社に委託することも多いですが、社員に対してどのような内容の研修を行えばいいのかを考えて計画することは人事の仕事です。評価では目標管理、目標達成者への評価、成果に対する報酬制度などの構築を行います。

労務では給与計算、勤怠管理、社会保険手続き、福利厚生、安全管理などの仕事を行います。最近はうつ病や過労死が問題となっているので、メンタルヘルスへの対応も行う必要があります。

お店の規模によっては、これらの業務を1人で行ったり、分担して行ったりするところもありますし、経理や広報も兼任することも。大きな店舗になると、採用だけ別部署になっていることや新卒採用と中途採用が分かれていることもありケースバイケースと言えるでしょう。

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飲食店に人事がいると、どんなメリットがあるのか?


業務内容が幅広い人事ですが、飲食業で人事担当をお店に配置するとどのようなメリットがあるのでしょうか。

採用活動を効率的に行える

専任者が採用企画の立案から面接までを一貫して行えば効率的。また、採用後の手続きも任せることができるので安心です。

スタッフが能力を発揮できる

適切な人員配置を行い、しっかりとした教育、整った評価制度があることで、従業員のモチベーションが上がり、より能力を発揮できます。

現場の仕事に集中できる

従業員がそれぞれの業務やサービスに集中できるようになり、採用や教育に使っていた時間をほかのことに回すこともできます。

店舗展開がスムーズに行える

今後、店舗を増やす計画がある場合は、人事計画や既存の従業員について把握している人事担当者が人員配置や採用を担うことでスムーズに店舗展開でき、その後の運営も円滑に行えるようになります。

まとめ


いかがでしたでしょうか?今回は、飲食店における人事担当の仕事内容やメリットなどについて解説しました。

人事といっても様々な業務があるため、社内に専任者がいればとても心強いです。人事担当がいない飲食店は採用を検討してみてはいかがでしょうか。

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